個人事業主が極めたい「控除」の魔法

憧れオフィスのイメージ

ども!ぴーすけです。まだ見ぬ不動産の扉を開けたくて、このブログを始めました。やるからには億万長者!?目標高く、哲学を持ってお金と付き合うことを心がけています。今回の記事では、その一端をシェアしたいと思います。良かったら、お付き合い下さい

前向き半分、止む無し半分の独立開業

2016年4月1日、個人事業の開業届を出しました。当時の書面を見返してみると、職業欄「コンサルタント業」、事業の概要「幼児〜成人を対象とした個別指導・集団指導の教育プログラムの開発・提供、教育及び事業承継に関してのコンサルティング全般」と書かれています。

思い返せば大風呂敷を広げたものです。が、要は無資格無免許の先生業です。

独立開業前は、関西から進出してきた中学受験専門の個別指導塾に所属していました。東西合わせて100人ほどの組織で、一時は関東エリアの事業を委ねて貰ったのですが、将来ビジョンだったり先生・顧客との関係性の作り方だったりで、折り合いをつけるのが難しい局面に訪れていると感じていました。まあ、よくある話です。

当初は右も左も分からない状態でしたが、応援して下さる方々の後押しも受けて、まず数年は食うに困らない状態を作れる見込みが出来ていました。それで、とにかく何でも自分でやってみよう!ということで、お金回りも最初から税理士に頼ることはせず、色々と調べつつ進めてみることにしました。

流石に5期目を迎えると、確定申告も慣れてきますが、当初は色々と思うようにいかず、レシートをクシャクシャに丸めて放り投げていたものです(もったいない!)。

独立開業して痛感した「控除」と「経費」の偉大さ

でも、おかげで「本を読んだだけだと分からないし、ネットで調べただけだと実感のない」法則を見出すことができたと思っています。個人的にキモだと考えてるのは

  1. 控除=無条件で課税所得を減らしてくれる魔法
  2. 経費=公私渾然一体人間の後押し

という2つのポイントです。

順番前後しますが、経費から。

経費枠を使った節税テクニックについては巷に溢れる書籍に譲りますが、常に仕事のために勉強したくて、家でもつい働きたくなる性分の人にとって、経費の考え方は「最上の味方」になり得ると痛感してます。

「公私渾然一体」というのは、少し前に一世を風靡した「俺のイタリアン」坂本孝社長の著書から拝借したのですが、一念発起して自分の看板で勝負してみたいと思う人にとっては、割と指標になるフレーズだと思っています。

次に、控除。一応、今回のメインはこちらです。

「控除=無条件で課税所得を減らしてくれる魔法」と書きました。確定申告を何度か経験する中で、大切なのは、控除と経費(費用)の性質が違う点を理解することなのだと気づきました。具体的には、売上100万円で経費100万円だと、所得はゼロ。所得=法人における「利益」に相当すると考えれば、赤字でも黒字でもない事業年度だったことになります。他方で、売上が同じ100万円でも、差し引くのが経費でなく控除だとすると、所得額(=利益)自体は100万円を維持しつつ、課税はゼロ円という状態が出来上がります。

個人事業主が一律に受けられる「基礎控除」38万円に「青色申告特別控除」65万円を加えて、他に各種の社会保障に関する控除を加えていくと、概ね150万円くらいまでは、控除額の範囲で商売を営める計算になります。

更に、一般的に(実態が伴えば)1/2までの按分は良しとされる、事務所兼自宅の家賃や通信費などが経費になることを考えると、年間250万円くらいは無税の売上を作れる気がします。

流石に、それで豊かになれるの?と問われたら厳しいですが、とにかく独立当初ってカツカツなことが多いので、僕としては絶対に押さえたい知識だと思ってます。

税負担が少ない確定申告≠銀行ウケの良い書類

とあるキッカケで2017年末から賃貸経営の世界に足を踏み入れ、2年後の2019年には「新しい企画(新築アパート)をやってみよう!」となったわけですが、当初の銀行回りで1つ苦労したことがあります。

それがまさに、過去数年に渡って「個人事業の確定申告」で積み重ねてきた数字。

先に挙げたように、控除と経費を総動員しての申告書類でしたから、金融機関から見たら、「この人、事業で儲け出せてないよね…」となるわけです。まあ、そりゃそうですね。元々、個人事業の方は全く拡大路線を考えておらず、しばらくは慎ましく営もうと目論んでいたことが、ここで裏目に出てしまいました。

結果としては、状況を幅広く見て貰える金融機関と巡り合えて事なきを得ましたが、当時は随分と肝を冷やしましたし、少なからず後悔もしました。ホント、何事も経験です。今後、個人事業を開業して実績を積み重ね、銀行融資を受けながら成長するシナリオを描くならば頭の片隅に入れておきたいものです。

それでは、今回はここまで。また書きますね!