ども!ぴーすけです。まだ見ぬ不動産の扉を開けたくて、このブログを始めました。生まれ育った東京メインで活動してますが、少しでも「日本のリアル」を五感で経験せねばと、常に危機感でいっぱいです。今回の記事は、そうした体験の一端を基に書かせて貰います。
千葉県東葛エリア視察ツアー2020
少し前、「東京至近なのに『実は』高難易度の千葉県で不動産投資をやるなら?」と題した記事を投稿しました。その際「結論は現地視察の後で!」と結びました。実践すべく、早速プチ出張を組んで足を伸ばしてきましたので、その模様を2回に分けてお届けしますね。
まず、今回のスケジュールは次のような感じで組みました。
- 0日目 朝から晩まで二子玉川の個別指導塾で授業→夜21時頃に千葉に到着
- 1日目 流山市を中心に現地を視察
- 2日目 習志野市と松戸市にて、千葉県内で実績のある不動産会社2つと面談
期間中の滞在場所に選んだのは、柏駅から徒歩5分くらいの場所にある「ザ・クレストホテル柏」。帝国ホテルのグループということで、大きくは外さないかな、と。思った通り、快適というか、マイナス面を感じることない投宿体験ができました。

初日を流山市に割いたのは、千葉県内で人口増が見込まれる4市(流山・印西・浦安・木更津)のうち、最も話題性があって、魅力的に映ったからです。
反対に、他の市を落とした理由を参考までに書くと、
- 印西市:人口増の理由がニュータウン開発→ファミリー層ターゲットが鮮明
- 浦安市:ただでさえ狭い市の面積のうち1/3が夢の国に占められてる→土地探しが大変なのでは?、前に新浦安に行った時に感じた治安の悪さ…
- 木更津市:東京からの距離(車を運転しないので特に)、木更津キャッツアイのイメージ
といった具合です。相変わらず、かなり好き嫌いで選んでますね。。
それでは、初日に流山市を散策したレポートと、それで感じたことや決まったことを書いてみます!
流山市内を(割と)くまなく散策した現地レポ
初日は7時に起床して、流山市内を中心に、みっちり自分の目と足で生データを蓄えました。行程は次の通りで、主に4つの駅を拠点にして、付近を巡りました。
- 「流山おおたかの森」駅
- 「流山セントラルパーク」駅
- 「南流山」駅
- 「流山」駅
(今日の記事、「流山」って何回書くんだろう…)
「1」は、まさに流山市における新都市計画の中心です。駅前に分譲マンションが林立してる状況で、人工的に作られた街という感じが強かったです、
そのためか、現地を歩いてみると、全く「匂い」を刺激する要素がなくて、ちょっと不安になる不思議な街でした。似てるイメージとしては、筑波学術研究都市かな。現地を来訪して分かる一次情報は貴重です。

なお、駅前はスターツの影響力が強かったです。思い返すと東葛エリアでピタットハウスを沢山見かけたので、この辺りに強いのかもしれません。割と高級賃貸寄りのイメージがあるブランドなので、意外でした。
「2」は、駅名の通り市民公園が主役の街です。ここは、流石に規模が小さ過ぎました。駅から徒歩5分圏内で供給されているアパート・マンションが主に3階建て以上で、ここで賃貸需要のほとんどが吸収されている気がしました。でも、もし流山エリアで自分が住むならこの街かな!と思いました。
「3」は、JR武蔵野線も乗り入れている駅で、雑多な感じは「流山」と名前の付く駅の中では最も賃貸経営向きかと思いました。駅近にも築古物件があって、ボロボロで空室だらけの一棟アパートを再生して売却するのであれば、買い手を見つけやすそうなエリアかもしれません。ただ、数年でもお付き合いをする街には、もう少し「文化」を求めたいものです。
そして「4」。つくばエクスプレスの駅がある「1」~「3」に比べると(更に)僻地にあります。でも、駅名の通り?、市役所があるのはこの場所です。まさに、行って驚くローカル感でした!流山駅から馬橋駅を結ぶ流鉄流山線は、線路自体が5.7kmしかなくて、成人男性の足であれば1時間ちょっとで端から端まで歩けます。キャッシュリッチなら、個人でも夢の!?沿線開発ができそうなスケール感です。
足を棒にしたからこそ決められる「やらないこと」
実は今回の千葉視察は「諦める」ことが目的の7割でした。東京を縄張りにして賃貸経営や不動産投資をしていると、たまには地方にも目移りします。それで、自身の有限な時間を「誘惑」に駆られて浪費しないように…と先手を打ったのが、今回のツアーの位置づけでもありました。
仮に東京都以外で取り組む場合、現地への通いやすさを考えると現実的なのは1都3県になります。その中で、埼玉県はとにかく苦手で、自然と候補からは外れます。今回の来訪で千葉県に見切りをつけられたら、残るは神奈川県くらい、となります。
それで、初日は目論見通りに進みました。千葉県の辛いところの1つは「ならではもの」が見えづらいことなのかもしれません。きっと、探せばあるのだと思います。でも、こと賃貸経営に向いたエリアを探すと、東京のベッドタウン色が強くなってきて、ここに住みたい!と感じている人に住居を提供できているのか?との気持ちが拭えなくなります。
なお、副産物もありました。それは、大学生活や仕事をきっかけに都内へ越してくる若者が、学生時代をどんな空気の中で過ごすのか?を久しぶりに体感できたことです。これ、忘れがちですが大切な点だと思っています。何を提供したら満足して貰えるか?の羅針盤になりますしね。
それにしても、よく歩きました!

それでは、今回はここまで。また書きますね!
参考: